BELTIER B.S. CAS
こんにちは。
今回はBRUNELでも人気の高い BELTIER CASQUETTE。
そのビッグシルエットバージョンのご紹介です。


クラウンは大ぶり。
伝統的な8枚パネル構造を採用し、下部には帯状のレザーベルトを配したクラシックな意匠。
ボリュームのあるシルエットが生む陰影と、革ならではの立体感。
被ったときに自然なドレープが生まれ、装いに奥行きを与えます。
8枚ハギのキャスケットは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパの労働者や新聞配達員、港湾労働者たちに広く用いられてきた帽子です。
実用性と防寒性を備えながら、次第にスタイルの象徴へと変化していきました。
特にボリュームのあるタイプは、クラシックなワークウェアやヴィンテージスタイルと強く結びつき、現在ではファッションとして確立された存在です。
BELTIER CASQUETTEは、その伝統的な構造を踏襲しながら、素材を革に置き換えることで、より重厚な佇まいへと昇華させています。
素材のバリエーションは3パターン

ますはGRAY。
GRAYはクラウンとベルト部分にグレーヌバックを使用。
ブリム裏にはブラックヌバック、天ボタンとブリム表には牛革を配した2トーン仕様。
マットな質感と光沢の対比が際立つ構成です。

次にCOW。こちらは全面に表革を使用。
ブリム裏にはヌバックを採用。
革本来の艶と経年変化を存分に楽しめるモデルです。

最後にSUEDE。
クラウン、天ボタンにスエード、ベルト部分、ブリム表に牛革。
ブリム裏にはブラックヌバックを配した2トーンタイプ。
柔らかさと引き締まりを両立しています。

クラウンとブリムは縫い留めていません。
前や後ろに倒す被り方や、真横に倒すなど、被り方のバリエーションの多い帽子です。

革は布帛と異なり、適度な硬さがあります。
着用後に片側へ倒し、手で軽く潰すように形を整えることで、より自然な陰影が生まれます。
使い込むことで革が馴染み、被り手の癖を反映していく。
それもまた、この帽子の魅力です。
ボリュームと構造美。
そして革が生む重厚な存在感。
伝統的なキャスケットの系譜を踏まえながら、
BRUNELの解釈で再構築した一型です。